2月25日に第1回笑活コーディネーター認定講座を開催しました

2月25日(日)に東京で、第1回笑活コーディネーター認定講座を開催しました。
第1回笑活コーディネーター認定講座を受講した高校3年生の方が
講座のレポートを書いてくださいましたので
ここで紹介させていただきます。

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笑活コーディネーター認定講座は、主に3つのフェイズに分かれていました。

1つ目の「お笑いとコミュニケーション」では、
まず、“フリ”や“オチ”、“間”といったお笑いの基本用語について学びました。

特に、フリとオチについての話で、
フリとオチのギャップがあるほど笑いが起きやすいというのは、
とても面白いなと感じました。

次に、政治家やキャスター、芸人さんが実際に使っている話術について学びました。
政治家が用いている、キラーワードを多用することで
伝える相手の記憶に定着させる“反復法“や、
講演会や街頭演説などで自分から位置が遠い人、年齢が遠い人などに話を振ることで
多様な人に注意を向けていることをアピールする”オーディエンスデザイン“、
キャスターが用いている、強く否定したいときにあえて疑問文にする”修辞的疑問法“、
主張を誰かのセリフにすることで相手に主張を届けやすくする”コードスイッチング“など
実際にすぐ使えそうな話術について学ぶことができました。

このフェイズでは最後に実際に漫才をやってみるというワークを体験しました。
舞台に立ったら恥ずかしがるのが一番ダサイ、
自信が無くても堂々とやるべきだ、ということを身をもって学ぶことができました。

2つ目の「お笑いとビジネス」では、実際にたかまつさんのプレゼンを見ながら、
人を惹き付けるプレゼンの作り方について学びました。

伝えたいことは1スライドにつき1つであり、
テンポのいい、たかまつさんのプレゼンはとてもわかりやすく、
スッと頭に入っていきました。

重要なのは、とにかく情報を絞ること、
伝えたいことを補助する形で具体例やエピソード、例えなどを、
これもまた簡潔に用いることだと深く実感しました。

また、情報を出すタイミングを意識すること、
しゃべるスピードや間を変化させることで注意を引くこと、
自分のキャラを確立してそれにあった言葉を用いること、
本編であえて大事なことを言わないことで質疑応答の質問を絞らせる、など
話す上でのテクニックについても教えていただきました。

このフェイズでも最後に90秒のスピーチをするというワークを体験しました。
90秒は意外に短かったので、
伝えたいことを1つに、それに対するエピソードを2つに絞り、
自分なりのスピーチをすることができました。

また他の人のスピーチでは、ポーズを用いた掴みや、視線や投げかけによって
聞き手の注意を引くといったテクニックを用いているものがあり、
とても面白く、勉強になりました。

最後のフェイズ「お笑いと教育」では、
たかまつさんが全国各地で行っている「笑える!政治教育ショー」を通じて、
教育にお笑いを活かす方法について学びました。

一見お堅い政治の話も、ゲームを用いることで
小中学生も前屈みに話を聞くようになったエピソードや、
クラスのお調子者を指名することで場を盛り上げるなどといった
学校ならではのテクニックなども楽しく学ぶことができました。

今回の講座を通じて、様々な話のコツ、
笑いの重要さや笑いの基本について知ることができ、大変勉強になりました。
しかし、公演中にたかまつさんもおっしゃっていたのですが、
重要なのは実際に行動をしてみること。
学んだことも生かさなければ、学んでいない人と同じになってしまいます。
私はこれまで通り人前で話す場にドンドンと出ていくとともに、
これまで知らなかった知識を実践して、
自信を持って話せるようになるための練習を続けていきたいと思います。

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