初対面で仲良くなれるツッコミがある 『芸人先生』第16回

『芸人先生』の第16回の放送が、7月30日にありました。
講師は、前回に引き続き、タカアンドトシの二人。
東京・大崎に本社がある、コンビニチェーンのローソンで、
特別講義を行いました。

今回は、店長の方で、年上の店員とうまくコミュニケーションが取れない、
人事の方で、面接で初対面の学生の心をどうつかめばいいかわからない
といった悩みを受けて、
「初めまして、ツッコませて頂きます」講座と題して、
初対面で打ち解ける会話術について講義しました。

タカアンドトシの二人も、実は人見知りで、
タカさんは大部屋の楽屋に入っていけず、
楽屋の前にある「駐輪場への行き方」の地図を
毎日見ていたこともあるそうです。

ここで、営業コンサルタントの和田裕美さんから、
タカアンドトシの人見知りトークは、
初対面の生徒には有効なアプローチ法で
自分の欠点、苦手な部分を先に言うことで
共感してもらいやすく、好感度が上がるという解説がありました。

タカアンドトシの講義に戻って、
ツッコミにも、たとえツッコミ、ドツキツッコミなど、
いろいろな種類が合って、
芸人じゃなくても使える、
初対面でも仲良くなれるツッコミがあるとのこと。
そういうツッコミを使うときには、
相手の気分を悪くさせず、
相手を傷つけないことが最重要という話でした。

初対面でも仲良くなれるツッコミのとして
一つ目にあげたのが、「ちょいホメツッコミ」。
相手をよく観察して、少しだけホメるツッコミで、
例えば、「楽しそうに笑いますね」「ステキなお洋服ですね」といったもの。

その人のホメるところがわからないときは、
その人が身につけている物をほめたり、
何を言っていいかわらかないときは
「いや落ち着きますねぇ」「実家みたい」のように
いうのもいいとのこと。
とにかく、思い切って口に出すことが大事だそうです。

和田さんの解説では、初対面の会話で一番大事なことは、
なるべく早く仲良くなることで、
そのためには雑談力が重要であり、
用件だけをいう人の会話は雑談にならないので、
用件プラスアルファで何かいうと
話が盛り上がって仲良くなれるとのこと。

初対面でも仲良くなれるツッコミのとして
二つ目にあげたのが「見たままツッコミ」。
見たままをちょっとテンション高めにいうだけでいいとのこと。
例えば「テーブルが白い!」「ロッカーでかっ!」のようなもの。
よく考えたらホメてないけど、でも何かホメられた気持ちになると。

見たままでいいから思い切って口に出すことが大切であり、
口に出すことで、
自分のことを見てくれているんだなと相手は感じるとのこと。

和田さんの解説では、「今ここトーク」と呼んでいましたが、
今ここにあるモノは相手も見ているので
それを話題にあげることで、共感が生まれやすいとのことです。

ここで「新人社員お悩み相談室」のコーナーになり、
新人コンビニ店長から「アルバイトと仲良くするコツは?」と聞かれて、
店長1人では頑張ったって無理だから、
「1人では何もできない」の気持ちがあればお互いを尊重できるし、
「これやってもらっていいですか?」とお願いするときも、
下の気持ちからいけるという回答がありました。

この第16回の再放送が、
8月4日(土)の午前1時(金曜深夜)にありますので
見逃した方は、ぜひ見てみることをおすすめします。

『芸人先生』は今回で最終回だそうですが、
ぜひまた近いうちに復活することを期待しています。

この『芸人先生』のように、お笑いの知識やスキルなどを
講座と実践ワークを通して学び、ビジネスに活かせるようになる、
「笑活コーディネーター認定講座」の第4回が
9月9日(日)に東京・自由が丘で開催されます。
ぜひ「笑活」を体験してみてください。

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