「笑活」の理念を体現している番組『芸人先生』が、NHKのEテレで始まりました

「笑活」は、日常生活にお笑いの知識やスキル、視点を活かして、
ビジネス力、コミュニケーションを力をアップしていこうという活動ですが、
まさにその「笑活」を体現するような番組が、
4月2日からNHKのEテレで始まりました。
『芸人先生』です。

人気お笑い芸人が、ビジネスマンに特別授業をするという番組です。
昨年の11月に、特番として『漫才先生』が放送され、
トレンディエンジェルが、コンプレックスの活かし方をテーマに、
サンドウィッチマンが、切り口、つかみをビジネスを活かすやり方をテーマに
ビジネスまんを相手に授業をしていましたが、
それが好評だったようで、レギュラー化されましたね。

記念すべきレギュラー化の第1回では、
『M-1グランプリ』で2年連続準優勝の和牛が
大手飲料メーカー(キリン)へ行って、
若手・中堅社員を相手に特別授業をしていました。

テーマは「ファーストコンタクト」で、
初めて対面する人に、どうしたら話を聞いてもらえるかという話。

まずは、社員の方からの、飛び込み営業が苦手で、
会話をどう展開すればよいかという悩みに対して、
「最初の30秒を制するものが営業を制する」とアドバイス。

全然知らない相手でも、30秒ぐらいは話を聞いてくれるから、
その間に相手の気を引く工夫をするのがいいということで、
実際の漫才のネタの映像も見せながら、指導していました。

番組の解説を務める、営業コンサルタントの和田裕美さんからは、
短時間で要点だけを伝えるプレゼン技術として、
エレベーターピッチの話が出ていました。

このエレベーターピッチというのは、
エレベーターに乗っている30秒ぐらいの間に
相手にプレゼンできるようにするということで
「笑活コーディネーター認定講座」でも
エレベーターピッチを意識した、
30秒で自己紹介するワークを取り入れています。

次に、緊張して早口になってしまうという悩みに対して、
「早口言葉を上手に使え」とアドバイスしていました。

緊張の早口と狙った早口は違うもので、
言葉の緩急を意図的につくることで、
印象に残る話し方ができるとのこと。
早口も場合により有効なので、早口を効果的に使うには、
とにかく滑舌をよくすることが大事だとのことでした。
短所と思われがちな早口も、
長所として活用できるという話が印象的でした。

休み時間には、和牛の二人が社内を見学して、社長に挨拶しに行ったり、
後半は、授業を聴いた社員の方による実践編もあったりで、
内容の濃い30分間でした。

この第1回の再放送が、7日(土)の午前1時(金曜深夜)にありますので
見逃した方は、ぜひ見てみることをおすすめします。
和牛が引き続き講師を務める第2回は、9日(月)の午後11時からの放送です。

この『芸人先生』のように、お笑いの知識やスキルなどを
講座と実践ワークを通して学び、ビジネスに活かせるようになる、
「笑活コーディネーター認定講座」の第2回が
4月30日(月・休)に東京・新宿で開催されます。

お笑い芸人・起業家・NHK職員の
3足のわらじを履いて活動している、当協会代表理事のたかまつななが
これまでの活動を通じて身につけてきた、コミュニケーション力やビジネス力、
人間力アップに役立つノウハウを惜しみなく伝える講座です。
ぜひ「笑活」を体験してみてください。

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